ニュースリリース / 2012年

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  • 2012/4/18

    紙なのに燃えにくい! 『防炎段ボール』を開発いたしました
    東京都板橋区で避難所向け段ボール製間仕切りとして採用

    レンゴー株式会社(本社:大阪市北区、社長:大坪 清)は、このたび防炎製品認定基準を満たす『防炎段ボール』を開発いたしました。また、段ボールの防炎加工技術を用いて、災害時の避難所向けに段ボール製間仕切りと簡易更衣室を商品化し、その第一号として東京都板橋区様にご採用いただきました。
    昨年の東日本大震災では、避難所の間仕切りや床敷きとして段ボールが大活躍したことは、記憶に新しいところです。しかし、大勢の方が過ごされる災害時の避難所で、万一、火災が発生し段ボールなどに燃え移れば、大きな二次災害を引き起こす可能性もあり、災害用間仕切り等の防炎製品認定基準が制定されるなど、防炎化に対するニーズが高まっていました。
    優れた防炎性能を有し、美粧印刷も可能な『防炎段ボール』は、間仕切りなどの防炎製品以外にも、建材、フィルター類、自動車関連部品など、これまで段ボールが使用されていなかった分野への用途拡大も見込まれます。
    当社は、わが国段ボールのパイオニアとして、長年にわたる段ボールに関する技術とノウハウを活かし、今後とも新たな用途開発とイノベーションに取り組んでまいります。

    商品名

    • 防炎段ボール「RAFEP(ラフェップ)」
      (防炎加工法と間仕切りの構造の2件で特許出願中)

    • 防炎段ボール「RAFEP(ラフェップ)」

    防炎段ボールの特徴

    財団法人日本防炎協会が認定する防炎製品として、「災害用間仕切り等」
    「ローパーティションパネル」「展示用パネル」の3品目で認定取得しています。
    (認定番号J23001)

    特に「災害用間仕切り等」では日本初の認定となります。

    バーナーで2分間火を当てても燃え広がりません。
    構造用合板2級規格品と比べ、重量は約1/6、強度は同等以上を有しています。
    通常の段ボール同様の加工ができ、オフセット印刷での美粧印刷も可能です。
    防炎加工に用いられる薬剤は人体に安全無害で、100%リサイクルも可能です。

     

     

    東京都板橋区様にて採用の避難所向け段ボール製間仕切り



    避難所向け段ボール製間仕切り

    避難所向け段ボール製間仕切り

    段ボール製のため、軽量コンパクトで、
    組み立ても容易です。

     

    お問い合わせ先


    ●「防炎段ボール」に関して
    パッケージ開発センター

    梶塚 

    TEL:06-6466-7564
    ●ニュースリリースに関して
    広報部広報課 後藤、笠原 TEL:03-6716-7333


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