ニュースリリース / 2007年

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  • 2007/11/12

    「お茶入りダンボール」が「新日本様式」100選に入選

    このたび、株式会社伊藤園と当社共同開発の、茶殻(茶飲料残渣)を配合した「お茶入りダンボール」が「新日本様式」100選に選定されましたのでお知らせします。
    「新日本様式」100選とは、わが国の伝統的なデザインや機能・コンテンツと、高度な技術力や商品力とを融合させた、最先端の日本的な商品を選奨し、新たな日本ブランドの価値を高め世界に発信することを目的に、「新日本様式」協議会(理事長・中村邦夫松下電器産業会長)が毎年選定するものです。
    選定された製品は、いずれも現代の生活に適合するとともに「日本らしさ」「日本ならでは」「日本発で世界初」といった特徴を有しており、今年は161件の応募のなかから63点が選定されました。
    「お茶入りダンボール」は、株式会社伊藤園の開発した「茶殻を含水のまま保存・配合する技術」により乾燥に必要なエネルギー消費を抑え、段ボール原紙の製造工程に茶殻を利用するとともに、既存の物流工程の中でリサイクルシステムを確立した製品であり、環境問題という地球規模の課題の解決に向けてひとつの方向性を示した好例として評価されました。
    もとより古紙を主原料とし循環型で環境に優しい包装資材である段ボールですが、「お茶入りダンボール」は、茶殻という未利用資源も有効活用した、よりいっそう地球環境に配慮した製品です。
    なお、今年の「新日本様式」100選は、11月28日から東京国立博物館・表慶館にて開催される2007年「新日本様式」100選展で展示公開されます。

    2007年「新日本様式」100選展開催概要

    開催期間 2007年11月28日(水)~12月2日(日)
    10:00~17 :00[11月30日(金)は20:00まで]
    開催場所 東京国立博物館・表慶館2階
    (東京都台東区上野公園13-9)
    主 催 「新日本様式」協議会
    入 場 料 無料[博物館への入館料が600円別途必要です]