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2007/6/22

ベトナムでの製紙事業への資本参加について

当社と、タイのサイアムセメント・グループは、SCGペーパー社(サイアムセメント・グループの製紙・段ボール部門)が本年2月ベトナムに設立した段ボール原紙の製造販売会社、ビナ・クラフト・ペーパー社に対する当社の資本参加に合意いたしましたのでお知らせします。


1.投資の背景と目的

ベトナムでは日系メーカーをはじめ海外からの工場進出が相次いでおり、GDPの伸びも年率7~8%の経済成長が続いています。その中で、同国の段ボール原紙の需要は、2006年58万トン、2007年65万トン(予想)と、今後とも年率10~12%の伸長が見込まれています。
SCGペーパー社は、タイからベトナムに向け年間9万トン(2006年実績)の段ボール原紙を輸出しておりますが、伸長著しいベトナムにおいてそのポジションを一層確固たるものとすべく、現地での生産工場建設を計画していました。
一方、海外での新たな事業機会を模索していた当社は、ベトナムの高い潜在成長力に鑑み同国への進出についてSCGペーパー社と共同して検討を重ねた結果、今般同社と資本提携の諸条件の合意を得ました。当社にとりましては初の同国進出となります。


2. 事業内容および事業規模

ビナ・クラフト・ペーパー社は、ホーチミン市の北部ビンズアン省に、工場用地として32ヘクタールを確保しており、2009年第1四半期の稼動を予定しています。
投資金額は1億3600万米ドル(約160億円)で、当初の生産能力は、段ボール原紙(ライナ・中しん)年産22万トンで、完成時にはベトナム最大の製紙工場となります。
なお、当社の主な役割は、生産技術面の支援および古紙調達面の協力となります。


3. 出資比率および出資金額・時期

当社は、資本金の30%を出資し、出資額は当初16億円の見込みです。また、出資時期につきましては本年7月を予定しております。


4. 当社とサイアムセメント・グループとの関係

当社は、サイアムセメント・グループと1990年以来、タイにおいて合弁で段ボール事業を行っています。当社は、同事業会社であるタイコンテナーズ・グループ(TCG)に30%を出資しており、現在TCGはタイ国内の段ボール生産量において30%弱のマーケットシェアを有する最大手メーカーとなっています。
今回のベトナムにおける製紙事業での新たな合弁により、今後、当社と同グループは、戦略的パートナーとしてアジア全域における提携関係強化を図ってまいります。


5. 契約締結日

2007年6月21日