ニュースリリース / 2007年

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  • 2007/5/28

    当社シンガポール・マレーシア合弁事業の再編について

    当社は、1990年よりマレーシアのコングロマリットであるサイムダービー社とシンガポール、マレーシアにおいて段ボールの合弁事業を展開してまいりましたが、今般両国における合弁事業の見直しを行い、タイにおける当社の合弁パートナーであるサイアムセメント社を新たなパートナーとして事業の再編を図ることとなりましたのでお知らせします。
    サイムダービー社では、近年経営資源をプランテーション等コアビジネスへ集中させるべく、非コアビジネスである段ボール事業からの撤退を希望しておりました。
    一方、タイ最大のコングロマリットであるサイアムセメントグループの製紙段ボール部門であるSCGペーパー社と当社の出資による、段ボール合弁事業会社であるタイコンテナーズグループ社(TCG、当社30%出資)は、SCGペーパー社の段ボール原紙部門とともに、製紙・段ボール一貫生産体制の強みを活かし、現在同国最大の段ボールメーカーとしてマーケットシェア約30%を占めるまでに成長しています。
    このため当社では、シンガポール、マレーシア両国における段ボール事業を、TCG傘下で継承する方向で検討をしてまいりましたが、このたび、当社、サイムダービー社、TCGの3者間で合意に達したものです。
    今回の再編で事業運営の効率化と最適化を図り、両国における段ボール事業の競争力向上を通じて、より一層現地ユーザーの皆様のご期待に応えてまいります。