段ボールの歴史 こんなに身近になった段ボールは、世界中で160年以上も前から活躍し続けている。 段ボールが発明されたのは19世紀のイギリス むかし貴族の着ていた服のえり元をヒントに波状に折った厚紙をシルクハットの内側に使ったのが段ボールの始まりです。 その後、アメリカで電球の包み紙に使われはじめる。 壊れやすいガラス製品を守るために、段ボールを「包む」目的で使うようになりました。 明治時代、井上貞治郎が日本ではじめて段ボールをつくる。 1909年、厚紙を貼り合わせた段ボールの製造に成功。この井上さん、実はレンゴーの創業者で、「段ボール」の名付け親でもあります。 段ボール製造機1号(復元機) 創業者 井上貞治郎 「レンゴーの歴史」のページへ 1960年代、産業がさかんになり段ボール生産量も急上昇。 東京オリンピックのあと、大きく発展した日本。さまざまな商品が大量に製造されるようになり、段ボールの生産量もいっきにアップしました。 2000年代、進化し続ける段ボール 2019年、日本の段ボールとレンゴーは110周年を迎えました。はじめは小型だった段ボールの製造機械もどんどん大型化して、より速く、より上質な製品を大量に生産できるようになりました。さらに、水にぬれても大丈夫な段ボールや野菜の鮮度を守る段ボールなど、時代とともに広がってきたニーズに応えてどんどん進化を続けています。 前のページ 次のページ 段ボールおもしろブック 暮らしのあらゆるところで活躍している段ボール 段ボールは何度も生まれ変わる part-1 段ボールの原料は段ボール part-2 段ボールはリサイクル 段ボールのヒミツ part-1 part-2 段ボールの豆知識 part-1 part-2 段ボールができるまで 段ボール原紙ができるまで 段ボールの歴史 環境にやさしい段ボール 才能豊かなレンゴーの段ボール